2018/01/23 12:02

だいたい僕が漂着物を拾っているのは、愛媛県松山市高浜町の梅津寺が多い。
漂着物を拾い続けて4年、いろんな浜に行ったけど、広くてもあまり落ちていない
ところもあるし、また逆もある。そして漂着物の構成要素も浜によって変わる。(本当は同じ浜でも場所によって変わる)
例えば、シーグラスや陶器がたくさん落ちている浜や流木がたくさん落ちている浜
というのがある。
だから目的によって選ぶ浜や浜の場所が変わってくるというのが本当のところ。
梅津寺浜は種類が豊富で面白いのと、家から近いという理由で選んでいる。

次に漂着物を拾っていて、自分なりのルールや習慣みたいなものが出来上がってきたので
ご紹介したいと思う。
1、拾うのは1時間以内
単純に拾う時間のことである。次でも書いているけれど、大体これぐらいの時間で拾った
漂着物で手がいっぱいになってしまうからである。気軽に拾いたいならこれぐらいの時間で
十分かな。

2、拾うのはビニール袋に1つか2つまで
自分は浜をきれいにしようと思って漂着物を拾い始めたわけではないので、家に持って
帰れるのはせいぜいビニール袋に1つぐらいが限度。今でも少しずつ拾い集めた漂着物が
どんどん我が家の倉庫を埋め尽くしていっている。だれか倉庫貸してください。

3、劣化プラスティック
自分がよく拾う漂着物に劣化プラスティックがある。これはプラスティックが紫外線で
ボロボロになってもろい状態のプラスティックのものである。独特の質感と褪せた色が好み。
また劣化プラスティックはさらに細かくなって、マイクロプラスティックというものになるらしい。
それが海の生物に悪影響を及ぼすらしいのでプラスティックは劣化していなくても
よく拾うようにしている。しかし浜にはプラスティックごみが多い。
はやくプラスティックではなく新しい素材の容器が開発され実用化されて欲しい。

4、拾ったものの選別
拾った漂着物の選別を行う。種類別(プラスティック、金属、網など)、色別に分けておくと
使いたいときに便利だし、絵の具のように特定の色の漂着物を使って何かを作る時にも◎

5、汚れがひどいものは洗う
できるだけ洗いたくないというのが本音なのだけど、最後はアクセサリーなどになるので
汚れがひどいものは簡単に洗っている。

以上ルールというほどではないけれど、こんな感じだ。
次回は僕のおすすめ梅津寺浜の漂着スポットについて書こうと思う。